お腹周りが気になっていませんか?

 

「なんだかお肉がついたな~」

なんて思っていませんか?

 

お腹周りを始めとして脂肪がついてくると

「あ~痩せなきゃな~!」

って思いますよね。

 

こういう時って

脂肪を燃やしてお腹周りスッキリさせる

というところ目指しますよね。

 

しかし、一方で 筋トレをよくする人の話で

「もっと筋肉を付けたい! 脂肪を筋肉に変えたい!」

といった事も聞きませんか?

 

私が目指したいのは、

 

お腹周りをスッキリさせる!

 

こちらなので

 

お腹の脂肪が筋肉に

変わるのは困るわけです。

 

鋼の錬金術師にはなれたらなりたいですが、

脂の錬筋術師にはなりたくないわけです!

 

そんなわけで脂肪と筋肉の成分や仕組みから 分析してみました!

 

 

脂肪と筋肉の成分

脂肪が筋肉に変わると言うからには

何かが変化している というわけですよね?

 

脂肪と筋肉をもうちょっと細かく見て

その成分から比較してみましょう。

 

まず脂肪からです。

脂肪という名の通り、シンプルに成分は

 

脂!

 

です。

 

脂肪は細かく分類すると、

 

中性脂肪

脂肪酸

コレステロール

リン脂質

 

の4種類ありますが、

全て主な成分は脂です。

 

更に付け加えておくと、4種類の中で

 

ダイエットで脂肪を落とさなきゃ!

 

といって落としたい脂肪は

中性脂肪

になります。

 

この中性脂肪が体の皮膚の下についていると

皮下脂肪

と呼ばれるものになります。

 

ダイエットで落としたいと思っているのは

この皮下脂肪ですね。

 

繰り返しますが、皮下脂肪であっても

主な成分は脂です。

 

次に筋肉です。

こちらは

 

タンパク質!

 

です。

筋肉を付けようとしている人が

筋トレ前にプロテインを飲んだり

していると思いますが、

 

プロテインの成分もタンパク質

 

だからですね。

 

また、プロテインは、

筋肉になりやすいように良質なタンパク質

となっているようです。

 

そう考えると、

プロテインのタンパク質

筋肉のタンパク質

に変えているようですね。

 

やはり同じ成分じゃないと

筋肉には変わらないのでしょうか?

 

プロテインはあくまでも

筋肉になりやすい だけであって、

まだ脂肪から筋肉へ変わるか?

は分かりませんね。

 

脂肪が燃える仕組み

筋肉ができる仕組み

から更に詳しく見ていきましょう。

 

 

脂肪が燃える仕組み

メタボという言葉を聞くと

 

「あ、不健康だな」

 

というイメージがあるように

メタボの原因になっている

脂肪と聞くとやはり

 

「あ、不健康だな」

 

とネガティブなイメージを持ちますよね。

 

しかし、

脂肪は蓄えられたエネルギーであり、

生きていく上で必要です。

 

遭難した場合など危機的状況に陥った際に

 

脂肪の少ない人と脂肪が多い人とでは

脂肪が多い人の方が助かった

 

といった例が多くあるのは

この蓄積したエネルギーが

多くあるからなんですね。

 

ただ蓄えすぎた状態は間違いなく

イメージ通り不健康

です。

 

さて、蓄えられたエネルギーと言いましたが、

脂肪そのままではエネルギーとしては

機能してくれません。

 

エネルギーにするには蓄えた状態から

変化させる仕組みが必要です。

 

その仕組みは

 

①エネルギーを欲する(運動など)

②脳が脂肪からエネルギー作るよう命令

③脂肪が分解されエネルギーが作られる

④筋肉がエネルギーを燃焼する

 

です。

 

脂肪作られたエネルギーは

筋肉によって燃やされています。

 

脂肪と筋肉、関連はありますが、

当初の脂肪から筋肉を作る錬筋術

ではないですね。

 

脂肪から筋肉はできなさそうという

感じがしてきましたが、

本当にそうなのでしょうか?

 

筋肉の仕組みの方からさらに分析して みましょう。

 

筋肉ができる仕組み

「筋肉ができる」、「筋肉がつく」

と言われていますが、

実はちょっと違うようです。

 

「筋肉を肥大化させる」

が正確な表現です。

 

どういうことか?

 

筋肉を肥大化させる仕組みは

 

①筋肉を鍛える

②筋肉の繊維が一旦破壊される

③破壊された筋肉が再生、回復する

 

となっています。

最後の再生、回復の際に筋肉が

 

今度は破壊されないように強くなろう!

 

となって、

より太い、肥大化した筋肉を作る

ことが実現されています。

 

超回復

 

なんて言われてるのもこの仕組みです。

 

 

本題に戻ると、筋肉ができる、肥大化する上で

脂肪は関係ありませんでしたね。

 

強いて言うなら

 

筋肉を鍛える時に使うエネルギーは

脂肪からも作られている

 

という関係があるくらいでしょうか。

 

このことから

 

脂肪が筋肉に変わることはない!

 

と言えます。

 

結論は出ましたが、なぜに

脂肪を筋肉に変える

なんてことが言われるんでしょうかね?

 

脂肪から作り出したエネルギーを使って

筋肉を鍛える

というのが省略された結果なんですかね~。

 

まとめ

さて、

・脂肪、筋肉の成分

・脂肪の燃える仕組み

・筋肉ができる仕組み

から分析してみましたが結論がでました。

 

脂肪は筋肉には変わらない!

 

鋼の錬金術師が実在しないように

脂の錬筋術師は存在しません!

 

でも筋トレして筋肉をモリモリつける

錬筋術師はいます!

 

ダイエットしたい(脂肪を燃やしたい)人

マッチョになりたい(筋肉をつけたい)人

の取り組み方が違うのは、

 

目的も違えば

脂肪と筋肉の成分違う

からなんですね。  

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