「あ、ここのお店おしゃれー!」 カシャー!

「この料理可愛い!」 カシャー!

 

こんな経験ありませんか?

 

画質の良い写真を簡単に撮れて

さらにInstagramなどのSNSで

お手軽にシェアできるように

なりましたよね。

 

また動画も簡単に撮れて

Youtubeに投稿もできますね。

 

音楽活動をしている方であれば

 

「あそこの公園で俺らのバンドのPV撮ってYoutubeにアップしようぜ!」

 

といったこともあるかもしれません。

 

お手軽でとっても便利なんですが、

むやみに写真や動画の撮影を行って

SNSなどにアップしていると

 

法律に触れる

 

可能性があるので注意が必要です!

 

「え?どんな場合がダメなの?」

「もしかしてヤバい?大丈夫かな?」

 

といった疑問、不安を解消します。

 

法律の内容や

法律のスペシャリスト弁護士の見解

によると、

法律に触れないという点だけであれば

 

個人が特定できるような

顔がはっきり写っている写真を

SNSにあげた場合は

肖像権侵害にあたる

 

です。

 

なぜなのか?

ポイントは、

 

・被写体

・周りの環境

・場所の管理者

です。

 

それでは具体的に見ていきましょう。

 

 

料理の撮影をしたい場合

ここではお店の料理を撮影する場合に

ついて取り上げます。

 

まずポイントの1つ目、

被写体です。

 

料理には肖像権、著作権はないため、

撮影することは問題ありません。

 

続いてポイントの2つ目、

周りの環境です。

 

料理の周りに何があるか?

を気をつけてください

 

もし人物、つまり肖像権を所有している

被写体が映る場合は、肖像権侵害になるため、

料理だけを撮影するようにしましょう。

 

ポイントの3つ目、場所の管理者です。

お店は誰が管理しているのでしょうか?

お店のオーナーですね。

 

オーナーさんは、

その場での行動を管理する権限があります。

 

そのため、

オーナーさんが写真を許さない場合、

無断で写真撮影をすると

追い出される可能性があります。

 

しかし、法に触れることはありません。

オーナーさんのルールのみが関連します。

 

お店にこんなマーク

がある場合は、オーナーさんのルールで

 

撮影してはダメ!

 

と言っているので撮影はやめましょう。

 

マークがない場合で写真を撮りたい場合は、

オーナーさんに声をかけましょう

 

プチまとめです。

 

料理を撮影する場合は、

・お店オーナーさんに許可を取る

・料理のみを被写体にするようにする

 

でOKです。

 

店内を撮影したい場合

続いて店内を撮影したい場合についてです。

料理と似ていますが、若干異なるところが

あります。

 

店内という広いところにあたるため

ポイント1つ目、2つ目を合わせます。

被写体、周りの環境についてです。

 

店内なので、他のお客さんがいますよね?

 

他のお客さんの顔が

はっきり映るような場合は、

肖像権の侵害にあたるため、

気をつけましょう。

 

このことから繁盛しているお店の店内を

撮影するのは難しそうですね。

 

SNSにアップする前にお客さんの顔に

モザイクなどをかければ大丈夫ですが

手間ですね。

 

また、店内撮影でもう1つ気になるものが

あります。

 

例えば、オーナーさんのこだわりで

絵画などの美術品などを扱っていたとすると

著作権が懸念されてきます。

 

しかし、この点については、

ポスターや絵葉書として販売しなければ

著作権侵害にはあたらないそうです。

 

ポイント3点目の

場所の管理者については

料理の撮影と全く同じため省きます。

 

プチまとめです。

 

店内を撮影する場合は、

・お店オーナーさんに許可を取る

・他のお客さんが映らないようにする

・映ったらSNSにあげる前にモザイク

 

でOKです。

 

 

映画撮影やPVなどの撮影をしたい場合

さらに被写体、撮影規模を

大きくした場合はどうでしょうか?

 

規模が大きくなった分、実行するのは

なかなか大変になります。

 

ポイント1つ目、2つ目の

被写体、周りの環境ですが、

これは店内の撮影と同じため省きます。

 

ちょっとだけ補足しておくと、

被写体の人が撮影することを知っている

状況で映ることは問題ありません。

 

被写体の人が映ることに対して

同意しているのと同じだからです。

 

問題は、ポイント3つ目の

場所の管理者です。

 

道路とか公園って誰のものですか?

 

みんなのもの?

 

公共の場、なんて呼ばれますし

みんなのもので正解ですね。

 

でも管理はされていますよね?

誰が管理しているのでしょうか?

 

答えは

 

 

です。

 

そのため、撮影して良いかは

国に相談する必要があります。

 

具体的に相談するところは

 

警察

です。

 

警察に

 

「○○公園で映画の撮影をしたいんですけど・・・」

「○○道路でPVの撮影がしたいんですけど・・・」

 

といった形で相談し、

撮影許可を得ます

 

撮影許可が出るか出ないかは、

警察の人の判断ですが、

人通りや車通りが多いところは

撮影許可がおりにくいようです。

 

その場を占有して他の人が使えなくなって

しまうのが理由ですね。

 

プチまとめです。

 

公共の場で撮影をしたい場合は、

・警察に撮影許可をもらう

・撮影場では撮影していることを宣言する

 

です。

 

まとめ

撮影の規模が異なるものを3つ

取り上げてみましたがいかがでしたか?

 

規模は違えどポイントは共通です。

 

・撮影場所を管理している人の許可を得る

・人の顔はっきりと映りこまないようにする

・映ってしまう場合はその人の同意を得る

 

がポイントでしたね。

 

いまや 誰でも簡単に写真や動画を投稿できますが、

法律だけでなく、マナーなど

きちんとルールを守って楽しみたいですね。

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